スタッフインタビュー
イノベックスで働く先輩スタッフから生の声をお届けします。仕事内容や魅力、やりがいなどを語ってもらいました。
調査・診断部/2023年12月入社 福田翔悟(1995年生まれ)
山岳登攀で培った体力・技術を活かそうと転職
2024年12月、イノベックスに入社して1年が経ちました。以前は一般紙と建設系の業界紙で新聞記者をしていました。地元の関西から北海道に移住して4年目の頃、趣味である山岳登攀(アルパインクライミング)で培った体力やアンカー・ロープの技術を活かして働きたいと考えるようになり、イノベックスに入社しました。
異業種転職だったので入社直後は右も左も分からない状態でしたが、社長や上司、先輩達から支えられて、少しずつ成長できていると実感します。まだまだ現場では失敗も多いのですが、その分ひとつひとつ覚えてできることを増やしていきます。より一層、皆様のお役に立てるように頑張ります。

Q.お仕事の内容を教えてください
私の場合、建設事業部と調査・診断部の両方に関わって働いています。
調査・診断部では、防波堤や漁港の物揚げ場などのコンクリート構造物を主な対象に、様々な方法で劣化・変状の調査を行っています。
一方、建設事業部では橋梁の耐震補強を目的とするアンカー筋の定着やそれに伴うドリル・コア削孔の仕事がメインです。職人の方々に交じってドリルを使う日もあれば、社長の同伴で鉄筋探査や引張試験を担当する日もあります。
これまでは配属先の業務で専門性を追求するのが通常でしたが、私の入社時から、
個々の適正を見つけるため、所属の垣根を越えてマルチに活躍できる環境づくりが進められています。
Q.調査・診断部の魅力を教えてください
橋梁点検ではロープアクセス、港湾調査ではボートやドローン、樋門・樋管の調査では自社オリジナルのGoPro搭載ラジコンカーを運用するなど、対象に応じて調査手法を変えます。そういった意味で同じ現場はありませんから、どの仕事も新鮮で面白いです。
先人が作り上げた北海道のインフラ構造物を次世代につなげる...といえば格好をつけ過ぎかもしれませんが、責任とやりがいがある仕事なのは間違いありません!
Q.ここは大変・・・を教えてください
現場で調査した後は、その調査結果を図面に起こして体裁を整え、データ納品します。
内勤業務の日はまだ覚えたてのCADの操作に苦戦して、必死にパソコンと向き合っています(笑)
Q.建設事業部の魅力を教えてください
道内屈指のアンカー屋として、20年間で積み上げてきた高い施工技術に触れられます。例えばコンクリートをドリル削孔する場合、内部の鉄筋をなるべく傷つけずに、まっすぐ穴を空ける技術が求められます。この正確さと速さはまさに、職人ワザ。昨日今日でとても身につくものではありませんが、手ごたえを感じられれば面白くなります!
豊富な機材を使えることも魅力です。コンクリートを削孔するハンマードリルやコアマシンのほか、北海道では珍しいウォールソーという大型の機械も取り揃えています。多種多様な機械・ギアに囲まれて働けるのもPRポイントです。
Q.ここは大変・・・を教えてください
体が資本!体力がないと続けられません。そして、現場の日は朝が早いので、早起きが苦手な方は苦労すると思います。正直、私も朝はあまり得意ではありませんが、半年ほどで慣れてしまいました。
日によっては現場が早く終わることもあるので、プライベートの時間もしっかり確保できますよ。
Q.お仕事を通じて得られたものや、心に残るエピソード・思い出などはありますか?
『仕事も遊びも一緒、ゲームだよ』
社長のお言葉です。難しい仕事を進める(攻略する)ために「どうしたら効率良く進められるか」「どんな工夫ができるだろうか」を常に考える。イノベックスでは、無いなら作ればいい...と様々なアイデアが誕生し、業務の効率化・負担軽減が図られてきました。
私の趣味である登山・クライミングにも共通点があります。クライミングには、人間の持つ力だけで自然と向き合う「フリー」という概念と、あらゆる手段を駆使して冒険しながらピークを目指す「アルパイン」という概念があります。両者の性質は違いますが、困難な壁やルートを乗り越えたい時、このフリー的な自己研鑽と、アルパイン的な創意工夫の両軸を意識して課題に取り組んでいます。山と同じで、仕事も乗り越える壁が難しいほど、乗り越えた先に見える景色は輝かしいものになるのではないかと思います。
仕事も遊びも変に区別せず、一生懸命打ち込むのが一番楽しい生き方だということに気づかせてくれました。
私の人生の金言です。
応募を考えている方にメッセージを!
イノベックスは社員の挑戦を積極的に応援してくれる会社です。
『遊びの中からいいアイディアは生まれる』
これも社長のお言葉で、従業員それぞれが持つ個性を重んじた経営の表れと思います 。資格取得やスキルアップの支援はもちろん、プライベートの活動でも全力で取り組むことには様々な形でサポートしてくれる風土があります。
これからは若い仲間と一緒に成長の喜びを共感したいと思います。勇気を出して、まずは一歩を踏み出してみてください。ご応募をお待ちしています!!
一日の流れ
調査診断部の一日の流れ | 建設事業部の一日の流れ | |
現場直行 ※現場により出発時間が異なる | ~8:00 | 現場直行 ※現場により出発時間が異なる 現場事務所にて入構チェック、朝礼 |
ゴムボートなど必要機材の準備、 構造物のスパン割り | ~8:30 | 施工(削孔、定着など) |
調査 | ~10:00 | |
10時休憩 | ~10:30 | 10時休憩 |
調査 | ~12:00 | 施工 |
昼休憩・昼食 | ~13:00 | 昼休憩・昼食 |
調査 | ~15:00 | 施工 |
15時休憩 | ~15:30 | 15時休憩 |
片付け | ~16:30 | 施工、片付け |
直帰 or 帰社 ※現場により異なる・帰社の場合は機材整備、次現場の段取りなどの後、退勤 |
内勤業務の日の流れ
8:30 | 出勤 (予定表・メールチェック) |
8:30~12:00 | 野帳データスキャン、変状図面作成など |
12:00~13:00 | 昼休憩・昼食 |
13:00~17:30 | 野帳データスキャン、変状図面作成など |
17:30 | 退勤 |