構造物の長寿命化のために
構造物の強度を回復するため、または補強のために、新素材や新技術・新工法が次々に現れています。
連続繊維補強工法は、耐食性に優れており、強度・ひずみ・靭性が大きく改善されることで、構造物全体の強度の回復・耐荷性の向上・耐震性の向上が見込まれます。
繊維補強(CFRP,AFRP)とは何か
連続繊維補強工法とは、連続繊維シートを含浸接着樹脂で固着補強する「靭性抵抗型補強」のひとつです。
連続繊維シートと含浸接着樹脂の組合せによって『炭素繊維/エポキシ樹脂(CFRP)』『アラミド繊維/エポキシ樹脂(AFRP)』などがあります。
連続繊維補強工法は、一般に耐食性に優れており、強度・ひずみ・靭性が大きく改善されます。また、荷重を受けた時に引張側となる部分に添付することで、より効果が得られます。さらには、施工性も良く、狭隘な施工条件や上面への施工も可能です。
上面-樹脂塗布
上面-ストランドシート設置
下面-シート貼付け
下面-上塗り